
実家を相続したけれど、遠方なのでなかなか見に行けない…

このようなお悩みは、相続のご相談でも非常に多くお聞きします。
特に、
- ご両親は地方に住んでいた
- ご自身は大阪や都市部で生活している
- 仕事や家庭の事情ですぐには行けない
というケースでは、
「まず実家が今どうなっているのか分からない」
というところから始まります。
そこで近年活用されているのが、ドローンによる現況確認です。
しかし、
「ドローンなら何でも分かる」
というわけではありません。
今回は、ドローンで分かること、分からないこと、そしてどのような場面で役立つのかをご紹介します。
まずは実家の「今」を知ることが大切です

相続では、
- 売却するのか
- 残すのか
- 賃貸にするのか
- 修繕するのか
などを判断しなければなりません。
しかし、現状が分からなければ判断することはできません。
遠方にある実家だからこそ、まずは現在の状況を把握することが重要です。
ドローンで確認できること

ドローンは高所から安全に撮影できるため、
普段は見ることが難しい場所も確認できます。
例えば、
屋根の状況
地上からは見えない
- 屋根材のズレ
- ヒビや割れなどの破損の有無
- 色あせ
- 落ち葉の堆積
- 樹木との接触状況
などを確認できます。
外壁の状況
建物全体を撮影することで、
- 外壁の汚れ
- 見える範囲のひび割れ
- 塗装の劣化状況
- 換気扇などの汚れ、破損状況
などを確認できます。
雨樋の状況
高所にある雨樋も、
- 落ち葉の堆積
- 変形
- 外れ
- ヒビや割れの有無
などを確認しやすくなります。
敷地全体の様子
上空から撮影することで、
- 庭木の状況
- 雑草の繁茂
- 敷地全体の様子
- 全体の状態
を把握しやすくなります。
周辺環境
建物だけでなく、
周囲との位置関係や道路との接し方なども確認できます。
ドローンでは分からないこと

一方で、
ドローンを使用した撮影にも限界があります。
例えば、
雨漏りしているかどうか
屋根の状況は確認できますが、
実際に雨漏りしているかどうかは分かりません。
建物内部の状況
ドローンでは、
室内の
- カビ
- 床の傷み
- 配管
- 電気設備
などは確認できません。
建物の安全性
「この家は安全です。」
「耐震性能に問題があります。」
といった建物診断は、建築士など専門家による調査が必要です。
ドローンは、あくまでも現況を確認するための手段です。
ドローンを活用するメリット

安全に確認できる
屋根の上を確認する時も、人が屋根の上へ登る必要がありません。
転落事故の危険もなく、ドローンが人の代わりに安全に撮影できます。
建物全体を確認できる
地上からでは見えない角度から撮影できるため、土地や建物全体の状況を把握しやすくなります。
遠方でも状況を共有できる
撮影した写真や動画を確認することで、遠方に住むご家族とも情報共有ができます。
相続人同士で、「今どんな状況なのか」を共通認識として持てることも大きなメリットです。
行政書士×現役ドローンパイロットだからできること
私は行政書士であると同時に、現役のドローンパイロットとしても活動しています。
そのため、相続手続きを進めながら、必要に応じて現地状況の確認もサポートしています。
例えば、
- 外観確認
- 写真撮影
- ドローンによる屋根・外壁・敷地の撮影
- 相続人への状況報告
- 今後の方向性についてのご相談
まで、一つの窓口で対応することが可能です。
もちろん、建物の専門診断ではありませんが、
「まず現状を知りたい」
という方には、大きなお役に立てるサービスだと考えています。
ドローンは「判断するための材料」を集めるものです
ドローンは、
家を診断するものではありません。
しかし、売却するのか、残すのか、修繕するのか、専門業者へ依頼するのか、
その判断をするための大切な情報を集めることができます。
相続では、まず現状を知ること。
そして、その情報を基にご家族で話し合うことが大切です。
まずは現状を確認してみませんか?

遠方の実家だからこそ、
「今どうなっているのか分からない」
という状態をそのままにしないことが大切です。
キリヒラク行政書士オフィスでは、相続や遺言に関するご相談だけでなく、
遠方の実家や空き家の現況確認についてもサポートしています。
行政書士としての視点と、現役ドローンパイロットとしての経験を活かし、皆様が安心して相続手続きを進められるよう、お手伝いいたします。
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