
実家を兄弟で相続することになった。

相続では、このようなケースは決して珍しくありません。
しかし、その後よく聞かれるのが、
「誰が管理するの?」
という問題です。
- 草刈りは誰がするのか
- 固定資産税は誰が払うのか
- 売却するのか、そのまま残すのか
- 遠方に住んでいて管理できない
このような話し合いが進まず、空き家がそのまま放置されてしまうケースも少なくありません。
今回は、相続人が複数いる場合に、空き家をどのように管理すればよいのか、兄弟間のトラブルを防ぐためのポイントをご紹介します。
なぜトラブルになりやすいのでしょうか?
空き家は預貯金のように簡単に分けることができません。
さらに、
- 思い出があるから残したい
- 早く売却したい
- 自分は住まない
- 管理する時間がない
など、それぞれの考え方が異なります。
全員の意見が一致するとは限らないため、話し合いが長引くこともあります。
ポイント① 相続人全員で現状を共有する

まず大切なのは、
「同じ情報を共有すること」です。
意外と多いのが、
- 実家を見た人と見ていない人がいる
- 建物の状態を誰も把握していない
- 写真がない
というケースです。
状況が分からないままでは、冷静な判断はできません。
まずは、
- 建物の状態
- 敷地の状況
- 周辺環境
を確認し、相続人全員で共有しましょう。
ポイント② 管理する人を決める
空き家は誰かが管理しなければなりません。
例えば、
- 郵便物の確認
- 草木の管理
- 定期的な見回り
- 災害後の確認
などです。
「みんなで管理する」
という決め方では、結果的に誰も管理しなくなることがあります。
代表者を決めておくことも一つの方法です。
ポイント③ 維持費の負担を話し合う
空き家には、
- 固定資産税
- 火災保険
- 草刈り費用
- 修繕費
などの費用がかかります。
管理を始めてから揉めることがないよう、
誰がどのように負担するのかを早めに話し合っておくことが大切です。
ポイント④ 売却するか残すかを早めに検討する
「いつか考えよう」と思っているうちに、数年が経過してしまうこともあります。
その間に建物は老朽化し、管理費もかかり続けます。
売却する場合も、
残す場合も、
一度相続人全員で方向性を確認しておくことをおすすめします。
ポイント⑤ 話し合った内容を記録しておく

相続では、
「言った」「言わない」
というトラブルも少なくありません。
そのため、話し合った内容は、簡単なメモでも構いませんので記録しておきましょう。
また、遺産分割協議を行う場合は、遺産分割協議書を作成し、内容を明確にしておくことが重要です。
遠方に住んでいる場合はどうすればよい?
兄弟それぞれが別の地域で生活しているケースもあります。
その場合、何度も集まることは難しいかもしれません。
まずは、
実家の現況を確認し、
写真などで共有することから始めると話し合いが進みやすくなります。
必要に応じて、ドローンによる屋根や高所の撮影を行うことで、全員が建物の状況を把握しやすくなります。
行政書士×現役ドローンパイロットだからできるサポート

キリヒラク行政書士オフィスでは、相続人調査、戸籍収集、遺産分割協議書の作成など、相続手続きをサポートしています。
また、私は行政書士であると同時に、現役のドローンパイロットとしても活動しています。
そのため、必要に応じて、
- 現地確認
- 写真撮影
- ドローンによる屋根や外壁の撮影
- 相続人への状況共有
まで対応しています。
さらに、相続登記や税務、不動産売却などが必要な場合は、司法書士や税理士、不動産会社などと連携し、ワンストップでサポートいたします。
行政書士 小寺からのワンポイント
私が実際の相続相談で感じるのは、
「建物のことより、兄弟間の話し合いで悩まれている方が多い」
ということです。
話し合いが進まない理由の一つは、
建物の状況を誰も正確に把握していないことです。
まずは現状を確認し、
相続人全員で同じ情報を共有することが、円満な相続への第一歩になります。
「兄弟でどう話し合えばよいか分からない」
「空き家をどう管理すればよいか悩んでいる」
そのような場合も、お気軽にご相談ください。
行政書士として、また現役ドローンパイロットとして、ご家族が安心して話し合いを進められるようサポートいたします。
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