
飲食店許可を取れば、それで大丈夫ですよね?

ペットカフェや動物カフェを考えている方から、
本当によく聞く質問です。
- カフェがメイン
- 動物は“おまけ”のような存在
- 飲食店として営業したいだけ
たしかに感覚的には、
「飲食店だから保健所だけでいい」
と思ってしまいますよね。
ですがここも、
後から指摘されやすい要注意ポイントです。
よくある勘違い|飲食がメインなら動物関係の許可はいらない?
多くの方が、次のように考えています。
- 売上の中心は飲食
- 動物は数匹だけ
- 触れ合いはオプション
お気持ちは分かります。
ですが、法律は“どちらがメインか”では判断しません。
結論|多くの場合「2つの許可」が必要です
先に結論をお伝えします。
👉 ペットカフェ・動物カフェでは、原則として
- 飲食店営業許可(保健所)
- 動物取扱業(展示・保管など)の登録
この2つが必要になります。
「え、両方なんですか?」
そう感じた方も多いと思います。
なぜ2つの許可が必要なの?

理由はシンプルです。
- 飲食部分 → 食の安全を守るため
- 動物部分 → 動物の適正な取扱いを守るため
それぞれ、
見ている法律も、担当する行政も違います。
そのため、
- どちらか一方だけ
- まとめて一度に
という考え方は通りません。
動物取扱業が必要になるケースとは?
例えば、次のような場合です。
- 店内で動物を飼育・展示している
- お客様が動物と触れ合える
- 動物が常時店舗にいる
この場合、
ほぼ確実に動物取扱業の登録が必要になります。
「触らせていないから大丈夫」
と思っていても、
“展示”に該当することも多いので注意が必要です。
実は多い|レイアウトでつまずくケース
ペットカフェで特に多いのが、店内レイアウトの問題です。
- 飲食スペースと動物スペースの区分
- 衛生管理の動線
- 清掃・消毒設備
これらは、
- 保健所
- 動物愛護管理担当
両方の視点でチェックされます。
どちらか一方だけを見て設計すると、
やり直しになることも珍しくありません。
「とりあえず始めたら指摘された」ケースも…
実務では、こんな相談があります。
- 飲食店許可だけで開業した
- あとから動物取扱業が必要だと指摘された
- 営業停止や是正を求められた
そして多くの方が、こう言います。
「動物はおまけだと思っていました…」
なぜ自己判断が危険なの?
ペットカフェは、
- 業態が分かりにくい
- 自治体ごとに判断が微妙に違う
- レイアウト次第で扱いが変わる
という特徴があります。
ネットの情報だけで判断すると、
「自分の場合はどうなのか」が分からない
という状態に陥りやすいのです。
まとめ|ペットカフェは“2つの視点”で考える

ペットカフェ・動物カフェを始める場合は、
- 飲食店としての視点
- 動物取扱業としての視点
この両方から整理することが不可欠です。
事前に確認しておけば、
- 無駄な工事
- 手戻り
- 営業停止リスク
を避けることができます。
「自分の構想で必要な許可」を整理するだけでもOKです
- 動物の種類
- 飼養方法
- 店舗レイアウト
これらをもとに、
必要な許可・不要な許可を整理する
というご相談でも問題ありません。
「まだ構想段階なんですが…」
という状態でも大丈夫ですので、
早めに一度、確認してみてください。
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