
お店を持たないから、手続きは簡単ですよね?

移動式ペットサロンや出張トリミングを検討している方から、
よく聞く言葉です。
- 車でお客様の自宅に行くだけ
- 店舗を構えない
- 初期費用を抑えて始めたい
たしかに、
固定店舗がない分、気軽に始められそうに見えますよね。
ですがここも、
「簡単そう」に見えて実は注意点が多い分野です。
よくある勘違い|車で出張するだけなら登録不要?
多くの方が、次のように考えています。
- トリミングはお客様の家で行う
- 車は移動手段にすぎない
- 一時的な作業だから問題ない
お気持ちはよく分かります。
ですが、動物取扱業の判断は「場所」だけではありません。
結論|動物取扱業「保管」の登録が必要です
先に結論をお伝えします。
👉 移動式ペットサロン・出張トリミングは、
原則として動物取扱業「保管」に該当します。
ポイントは、
- 動物を預かる(たとえ短時間でも)
- トリミングなどの行為を行う
- 報酬を得て、継続的に行う
という点です。
なぜ「保管」になるの?

動物取扱業の「保管」には、
- 預かり
- 手入れ
- 一時的な管理
といった行為も含まれます。
そのため、
- 数時間だけ
- その場で作業して返す
といった場合でも、
「業として動物を管理している」
と判断されることがあります。
出張型ならではの注意点① 車両の扱い
移動式ペットサロンでは、
車両が実質的な作業拠点になるケースもあります。
- 車内でトリミングを行う
- 車内で待機・一時保管する
この場合、
- 清掃・消毒ができる構造か
- 逃走防止対策
- 温度管理
などが確認されることがあります。
出張型ならではの注意点① 立入検査はどうなる?
「店舗がないから検査は来ない」
と思われがちですが、
立入検査は行われます。
- 車両
- 使用する設備
- 拠点となる場所(自宅など)
が、
登録内容どおりか確認されます。
実際に多い相談|「出張だけでも必要なんですか?」
現場では、こんな声をよく聞きます。
- 「預かる時間は短いんですが…」
- 「お客様の家で作業するだけです」
- 「車内では何もしていません」
ですが、
実態を総合して判断されるため、
「出張だから大丈夫」という整理は通りません。
登録前に始めてしまうとどうなる?
もし登録せずに始めてしまうと、
- 行政からの指導
- 是正・停止
- 信用低下
につながることがあります。
特に、
SNSや口コミで活動が見えやすい分、
指摘を受けやすいのも特徴です。
なぜ移動式は自己判断が危険なの?
移動式ペットサロンは、
- 業態が新しく分かりにくい
- 自治体ごとに見方が異なる
- 運用次第で判断が変わる
という特徴があります。
ネット情報だけで
「たぶん大丈夫」と進めるのは、
リスクが高いと言えます。
まとめ|出張型でも、事前確認が欠かせません

移動式ペットサロン・出張トリミングでは、
- 店舗がない
- 出張だから
という理由だけで、
登録不要になるわけではありません。
むしろ、
事前に整理しておくことで、スムーズに始められる
ケースがほとんどです。
「自分のやり方で何が必要か」だけでも確認できます
- 登録が必要かどうか
- 車両や設備は問題ないか
- どの順番で進めるべきか
こうした準備段階のご相談でも大丈夫です。
出張型は、
始めてからでは修正が難しいため、
早めの確認がおすすめです。
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