【初心者向け】ドローンを催し場所上空で飛ばすには?許可の取り方や注意点、行政書士のサポートまで徹底解説!

キリヒラク
キリヒラク

こんにちは。キリヒラク行政書士オフィスのブログへようこそ!
この記事では、「催し場所上空」でドローンを飛ばすときに必要な知識について、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

リク
リク

イベント会場でドローンを飛ばして撮影したいけど、何から手をつけたらいいかわからない…

アイミ
アイミ

そもそも催し場所ってどこからどこまでを指すの?

キリヒラク
キリヒラク

そんな悩みや疑問に寄り添って、この記事ではしっかり解説していきますね。

まず、「催し場所上空での飛行」とは何なのか?という点からお話しします。

これは、航空法における「特定飛行」の一つで、以下のような場所の上空でドローンを飛ばす行為を指します。

催し場所上空の定義

  • 不特定多数の人が集合しているイベントや会場の上空
  • たとえば、祭り、花火大会、マラソン大会、音楽フェスなど

ポイントは、人が密集していること
そのため、通常よりも墜落時のリスクが高く、許可や安全対策が厳しく求められます。

「催し場所上空での飛行」に該当する事例15選(具体例と理由)

以下のようなケースでは、催し場所上空の飛行とみなされ、航空局の許可が必要になります。

事例内容なぜ「催し場所上空」に該当するのか?
1地元のお祭りを上空から撮影歩行者天国や露店に人が密集するため
2花火大会の空撮観覧エリアに多数の人が集まるため
3音楽フェスの上空撮影ステージ周辺に観客が密集するため
4運動会の記録撮影保護者や生徒が一定エリアに集中するため
5マラソン大会の空撮コース沿道に多数の観客が並ぶため
6初詣の参道・境内の空撮神社や寺院に不特定多数が訪れるため
7道の駅や公園での地域イベント来場者が集中し、混雑が発生するため
8商業施設での屋外PRイベント開催場所に一般来客が集まるため
9地域のイルミネーション点灯式見物人が密集する時間帯があるため
10結婚式場での屋外演出招待客が屋外エリアに一斉に集まるため
11サーフィン選手権の空撮浜辺に観客や関係者が密集するため
12スノーボード大会の空撮ゲレンデ下部や観戦エリアに人が集まるため
13フリーマーケットや青空市の空撮買い物客で混雑し、人が密集するため
14ラグビーやサッカーなど屋外競技の大会撮影観客席に多くの人が集まるため
15高校の文化祭・学園祭の屋外展示やパフォーマンス撮影学生や来場者で校内が混雑するため
見出しをクリックすると並び替えができます

これらの事例に共通するのは、「一定のエリアに不特定多数の人が集中する」という点です。

飛行には必ず国土交通省の許可が必要になります。

催し場所上空でのドローン飛行における注意点

ドローンを飛ばすには、ただ許可を取るだけでは足りません。
以下のような点にも十分注意が必要です。

  • 安全管理体制の整備(補助者の配置、飛行ルートの確保など)
  • 観客に対して飛行エリアの説明と周知
  • 飛行前の機体点検とGPS確認
  • 突風・突発的な天候変化のチェック
  • 催し主催者との綿密な連携

「少しくらいなら大丈夫でしょ」と油断した飛行が事故につながることも…。
命と安全を守るためにも、リスク管理が一番大切なんです。

ドローンを催し場所上空で飛ばす方法(許可取得の流れ)

ここでは、ドローンを催し場所上空で飛ばすための流れを、一例をわかりやすくご紹介します。

主催者との打ち合わせ

催しの規模や会場のレイアウト、安全対策について確認します。

飛行計画の作成

飛行日時、経路、操縦者の情報、使用する機体、立入禁止区画の設定、補助者の配置などを具体的に決めていきます。

航空局へ飛行許可申請(DIPS2.0)

オンラインシステムDIPS2.0を使って「催し場所上空の飛行」に関する申請を行います。

最低10日前までに申請が必要です。

地元警察や消防への通報

万が一の事故発生時の対策として、警察や消防にも、事前に情報共有します。

※飛行場所の管轄する警察署や消防署を事前に調べておきます。

許可が下りたら当日の飛行実施

実際の飛行時も、周囲に注意しながら安全に運用します。

催し場所上空での飛行が認められている背景とは?

「人がたくさん集まってる場所で、なぜドローンを飛ばせるの?」

アイミ
アイミ

人がたくさん集まってる場所で、なぜドローンを飛ばせるの?


そう疑問に思った方もいるかもしれません。

ドローンは今や、

  • 観光PR
  • 地域振興
  • 結婚式や記念日の撮影
  • ライブ配信

など、多様なシーンで使われています。
適切なルールを守って飛ばせば、社会的にも受け入れられつつあるのです。

とはいえ、安全性が最優先なので、厳しい条件をクリアした場合のみ飛行が認められます。

許可を得ずに飛ばした場合のリスク(5つ)

無許可で催し場所上空を飛行させた場合、以下のような重大なリスクがあります。

  • 航空法違反で罰則
    最大1年以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 人身事故の発生
    落下や接触によるケガ
  • 損害賠償請求
    被害者への民事責任
  • 主催者や関係者との信頼喪失
    再依頼が難しくなる
  • ドローンパイロットとしての信用失墜
    資格停止など

リスクが大きすぎるので、必ず「事前の許可申請」が必要です!

催し場所上空での飛行における行政書士の役割

催し場所上空でのドローン飛行は、華やかな空撮映像の裏に、入念な準備と申請作業が必要です。

では、行政書士はどこで力を発揮するのか?

  • 飛行許可申請書類の作成と提出
  • 主催者や関係機関との調整代行
  • 飛行ルートや安全対策の相談
  • 申請期限の管理や手続きの進行サポート

とくにドローンの申請は、専門用語が多く、ミスしやすいです。

行政書士がサポートに入ることで、申請の確実性とスピードが大きく変わってきます。

また、ドローンの事故を防ぎ、安全で感動的な空撮を行うためにも、プロのサポートを活用することが成功への近道です。

キリヒラク行政書士オフィスにお任せください!

キリヒラク行政書士オフィスでは、ドローンに特化した行政書士が催し場所上空での飛行許可取得を全力でサポートしています!

  • ドローンパイロット・講師資格保有者でもある行政書士が対応
  • 現場経験に基づいた安全対策のアドバイス
  • 面倒なDIPS申請もまるごと代行
  • 飛行計画通報や、実際に飛行時の補助者対応など、許可申請だけではなく幅広く対応可能
リク
リク

イベントで空撮したいけど手続きが不安…

アイミ
アイミ

イベント開催日が近くて焦っている…

キリヒラク
キリヒラク

そんな時こそ、私たちキリヒラク行政書士オフィスにご相談ください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA