ペットショップ開業に必要な許可と手続きの流れ|動物取扱業登録を行政書士が徹底サポート

キリヒラク
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こんにちは。キリヒラク行政書士オフィスの行政書士 小寺です。

これから「ペットショップを開業したい」と考えている方へ。
実は、ペットショップの開業には動物取扱業の登録という法的な手続きが必要だってご存じでしたか?

リク
リク

知らなかった…

アイミ
アイミ

どこで何を申請すればいいの?

キリヒラク
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と不安になった方も多いと思います。

そこで今回は、ペットショップを開業する際に必要な許可や登録の流れ、注意点を、初心者の方にもわかりやすく、寄り添う形で丁寧に解説します。

さらに、行政書士に依頼するメリットや流れもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ペットショップを始める際に必ず必要になるのが、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)に基づく「動物取扱業の登録」です。

この登録をしないまま営業を始めると、罰則の対象(6か月以下の懲役または100万円以下の罰金)となるので注意が必要です。

動物取扱業登録の対象になる業種

動物取扱業には、以下のような分類があります。

  • 販売業(ペットの販売・譲渡)
  • 保管業(ペットホテルなど)
  • 貸出業(動物のレンタル)
  • 訓練業(しつけ教室・トレーナー)
  • 展示業(動物園・ふれあい施設)

ペットショップはこの中の「販売業」に該当します。

自分で申請する場合の流れ

もしご自身で申請を進めるなら、次の流れで手続きを行います。

事前相談(保健所や自治体)

 → 開業予定地の管轄の保健所で動物取扱業登録が可能か確認。

施設基準の確認

 → 動物取扱業には施設の広さ・構造・換気・採光・消毒設備など細かな基準があります。

動物取扱責任者の選任

 → ペット関連の資格と実務経験が必要。

必要書類の準備

 → 登録申請書、平面図、動物取扱責任者の資格証明書、誓約書など。

登録申請の提出

 → 保健所の窓口へ提出。

施設の実地検査

 → 保健所職員が現地確認を行います。

登録証の交付

 → 問題なければ登録証が発行され、営業開始できます。

実はここが大変

  • 施設基準の細かなチェック
  • 動物取扱責任者の資格要件の確認
  • 必要書類が多く、形式・内容に厳しい指定あり
  • 保健所との事前相談も何度も必要になることも

慣れないとかなりの手間と時間がかかるのが実情です。

行政書士に依頼できること

アイミ
アイミ

行政書士って具体的に何をしてくれるの?

キリヒラク
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とよく聞かれます。
実は開業前から開業後まで、かなり幅広く頼れる存在なんです。

開業前のサポート

  • 動物取扱業登録の要否判断
    → あなたのビジネス内容が「販売業」に該当するかを確認。
    ※ネット販売や委託販売も対象になる場合あり。
  • 開業予定地の施設基準チェック
    → 面積、構造、換気、照明、消毒設備など、自治体ごとの細かい基準を確認。
    ※必要なら図面修正・施設改善のアドバイスも。
  • 動物取扱責任者の資格要件チェック
    → ペットショップでは必須の責任者資格と実務経験の確認。
    ※もし不足していれば、対応策も一緒に考えます。
  • 事前相談の代行・同行
    → 保健所や市役所への相談を代理で行うか、同行して内容を整理。
  • 申請書類の作成・添付書類の整備
    → 登録申請書、誓約書、平面図、管理マニュアルなどを一式作成。
  • 申請手続きの代行
    → 保健所へ書類提出・やり取りも代行。
  • 現地実地検査の立会い・事前準備
    → 保健所の検査時に立会い、チェックポイントを事前に調整。

開業後のサポート

  • 表示義務や帳簿管理の運営指導
    → 登録証の掲示、取引記録・飼養記録の管理方法をレクチャー。
  • 動物取扱業登録の更新・変更届の手続き
    → 名義変更、責任者変更、施設移転などの手続きも代行。
  • 動物愛護法改正対応・新制度の助言
    → 法改正での必要手続きや新ルールもタイムリーにサポート。

行政書士に依頼するメリット

実際に行政書士に頼むとどんなメリットがあるのかを初心者にもわかる形でまとめます。

  • 時間と手間を大幅カッ
    → 記入ミスや書類の不備で再提出する心配がなくなり、開業準備に専念できます。
  • 法改正や自治体独自の基準に確実に対応
    → ペット事業の規制は年々厳しくなっているため、最新の法律と地域基準に合わせた手続きが可能
  • 開業後の法令遵守もサポート
    → 表示義務・帳簿管理・広告の記載方法など、営業後の義務もフォロー。
    定期的な法改正も情報提供します。
  • 行政検査・立入調査にも対応
    → 立入検査の事前準備から当日の立会いも依頼可能。
    トラブル時の相談先としても安心。
  • 安心の開業・運営体制を整えられる
    → 開業準備で漏れやミスを防げるのはもちろん、開業後の営業も安心。
    安心できるサポーターを持つことが最大のメリットです。

行政書士に依頼する流れ

リク
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依頼ってどう進むの?

キリヒラク
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と迷う方も多いので、流れを具体的にまとめました。

初回相談・ヒアリング

 → 開業の場所・時期・動物の種類・予定内容を教えてください。

動物取扱業の登録要否・施設基準の確認

 → 開業場所の自治体ルール・施設条件を確認し、改善点があれば提案。

必要書類リストのご案内

 → 動物取扱責任者の資格証、施設図面など、用意するものを丁寧に説明。

申請書類・添付書類の作成

 → 書き方の指導ではなく、こちらで代行作成。チェックも徹底。

保健所への事前相談・申請手続き

 → 必要に応じて行政書士が相談・申請を代行または同行。

施設の実地検査立会い

 → 行政検査の際も同行し、その場で助言・対応。

登録証の受領・開業スタート

 → 営業開始後も表示義務や記録管理の方法をサポート。

開業時の注意点

実はペットショップ開業には、開業届以外にも守らなければいけない決まりがたくさんあります。

開業前の注意点

  • 動物取扱責任者の資格と実務経験が必須
    → 資格だけでなく、半年以上の実務経験も条件。経験証明が必要。
  • 施設基準の確認を必ず行う
    → 開業後に不備が発覚すると、営業停止や登録取消のリスク。
  • 動物愛護管理マニュアルの作成義務
    → 動物の管理方法、清掃・消毒の手順を記した書類が必要。

開業後の注意点

  • 登録証・責任者名・登録番号などの掲示義務
    → 店内の目立つ場所に掲示しないと指導・罰則対象。
  • 取引記録・飼養記録の保存(5年)
    → 売買や飼育の状況を記録し、保管しておく義務。
  • 動物の健康管理・衛生管理の徹底
    → 飼養環境や清掃、消毒の記録も必要。
  • 法改正による制度変更に注意
    → 法律改正のたびに登録要件や管理基準が変わるため、逐一確認が必要。

まとめ

  • ペットショップの開業には動物取扱業の登録が必須
  • 手続きには施設基準・責任者資格・各種書類の準備が必要
  • 初心者が自力で進めるのは大変
  • 行政書士に依頼すれば丸ごと代行・スムーズ開業が可能
  • 営業後も記録義務・法令遵守・立入検査対応も安心。
  • 法改正や自治体基準にも確実に対応。

これからペットショップ開業を考えている方は、ぜひ一度行政書士にご相談ください。
開業準備の不安や手続きをしっかりサポートいたします。

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